子どもは居場所がないと困った行動をする

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子どもは居場所がないと困った行動をする

 

子どもの困った行動のほとんどは親や教師の注目・関心を求めてのことが多いです。

 

私が子どもの頃
授業中に騒いだり、
いたずらばっかりする子がいました。
(とても活発で元気な子でもありました。)
毎回先生に
『何やってるんだ!早く座りなさい!』
『静かにしなさい!』
と注意されていました。

 

騒いだり、いたずらばかりする子どもは
家庭で愛情不足なんだわと
原因探しをしても問題は解決しません。

 

原因探しではなく、何のためにという目的を考えてみると
いわゆる困った行動をするほとんどの場合
親や教師の注目・関心を求めてということが多いです。

 

認めてもらおうと思っても、
なかなか認めてもらえない・・・
だったら、
ちょっと騒いで気を引こうという
感じになることがあります。

 

『ぼくのこと見て』
『ぼくのこと愛して』

って心の叫びが聞こえてきそうです。
(胸が痛くなります・・・)

 

(ちなみに、アドラーの高弟ドライカースは
問題行動を4つの段階に分けています。
今回は第1段階『注目』相手役の感情はイライラに焦点を当てて書いています。
不適切な行動には、必ず相手役がいます。
また子どもと書いていますが、
私たち大人にもあります。)

 

適切なことで関心・注目が
得られない子どもは
不適切なことででも
注目を得ようとします。
無視されるよりは
不適切なことででも
注目される方がまだましなのです。

 

いたずらしたり、
騒いでることに
注目すると
子どもは自分の存在を認めてもらえた
と自分の居場所を認識でき
いたずらは益々続くことになります。

 

子どもは
『人に迷惑をかけると
親・教師は自分に関心を向けてくれる』
ということを学び
ますます騒ぎがエスカレート
していきます。

 

私はやってはいけないことは伝える必要があると思っています。
ただそれを伝えるだけでは解決にはなりません。

 

アドラー心理学勇気づけでは
不適切な行動に注目しません。
そして同時に適切な行動に注目します

 

授業中に騒ぎまくってるときは
注目しないけど

 

挨拶をきちんとしていたら
『挨拶きちんとしてるね』
はみがきをしてる時に
『はみがきできてるね』
椅子に座って授業を聞いていたら
『椅子に座ってるね』
という感じです。

 

もう一つは
適切な行動をしている子に注目することです。
教室で騒いでいる子ではなく
当たり前に椅子に座って授業を聞いてる子に
『〇〇ちゃん、椅子に座って授業聴いてくれてありがとう。◇◇くんも椅子に座ってお話し聴いてくれるとうれしいな』と注目します。

 

教室で騒いでいた子は
なんだ騒いでも注目は得られないんだと思います。
そして、適切な行動に注目していると、その頻度が増えていきます。

 

 

 

ポイントは
不適切な行動には注目しない
適切な行動に注目する(当たり前なところ)です。

 

私たちは
自然に、不適切な行動に注目しがちです。
適切な行動は当たり前になりがちなので
意識して1つでも積極的に伝えていきたいものです。

 
愛情がお子さんに届きますように。