不適切な行動の4つの目的第2段階『権力』

4c5a5dbe9f2ccd297f2121146871c60c_s

 

子どもは、十分に認められず、あるいは家族のなかに居場所がないと感じているとき、問題行動をすることで集団に認められ居場所を獲得できると誤解して、否定的な行動をとることに一生懸命になることがあります。

 
子どもの困った行動のほとんどは親や教師などの大人の『注目・関心』を求めてのことが多いですが、認めてもらえなかったり、居場所が見つけられなかった場合、子どもは勇気を失ってしまいます。

(職場の人間関係、大人になってからの親子関係などについても、基本的には共通していますので、子どもを人と置き換えて読んでいただけたらと思います。)

 

 

 

その結果、次の段階

問題行動 『権力』 に進んでいきます。

(アドラーの高弟ドライカースが不適切な行動の4つの目的を伝えています。第1段階は『注目』です。)

 

 

 

子どもは、権力を振りかざすことによって居場所を獲得しようとします。

挑発的・反抗的・不従順

愚痴っぽかったり、頑固、物忘れ、落書きなどの行動をとることがあるんです。

いずれも

主導権を握ろうとする

支配しようとする

自分が偉いと証明しようとする

周りをディスカウントする(本来の価値より低くみること)

このような態度で親や教師を挑発してきます。

 

 

 

見極めてとしては

子どもの態度や言動によって

大人が本気で腹が立った場合は

子どもが『権力争い』を挑んできてる可能性があります。

 

 

 

子どもの言動や態度で本気で腹が立った時

そのまま怒りに任せて、その権力争いに大人がのってしまうと、更に子どもは勝とうとしてきます。

 

 

 

大人が言うことを聞かせようとか、力で抑えつけようとすると、子どもは敏感に感じ取り、益々大人を怒らせる行動をとったり、腹を立てるようなことを言ってきて、子どもは挑戦してくるんですね。

こういう子どもは、親や教師から上から押さえつけられて育ってきている子が多いのも特徴です。

親や教師からの上からの抑えつけの態度から、「権力」を使うことを学んだ子どもは、力を得ることができれば、親や教師のようにきっと尊敬されて受け入れてもらえる、居場所ができると考えます。

 

 

 

ここで抑えておきたいのは

権力争いで挑んでくる子どもの目的は

居場所を確保することだということです。

 

 

 

不適切な行動は

適切な行動で居場所があると感じられなかった

いわゆる勇気がくじかれた、子どもからのメッセージなんです。

「私を認めて・・・」

「ぼくを助けて・・・」

そんなメッセージが隠されている・・・

そう考えるととても切なくなりませんか?

ではどのように対処すればいいのでしょうか?

宝石赤不適切な行動には注目せず、適切な行動に注目する

権力争いには巻き込まれないように、子どもと穏やかに過ごせたときは、感謝の気持ちを伝えましょう。

宝石赤冷静に話し合う。

子どもに今の状況を解決する協力をお願いして、子どもの話に耳を傾けましょう。

宝石赤子どもが自信を持てるような対応、親が子どもに助言を求めるのも効果的です。

そして、これが最も大切かもしれません。

大人が子どもを尊敬・信頼する。

具体的にどのように対応するかは

SMILEやフォローアップ勉強会、講師会等で取り扱っていますが、

『ありがとう』

『助かった』

これは鉄板ですドキドキ

 

 

当事者間で関係修復も可能なのですが、更に悪化すると次の段階へ進んでいきます。